診療科・部門
専門・認定看護師の紹介
ここでは当院の認定看護師を紹介をいたします。
感染管理認定看護師 内野めぐみさん
認定看護師を目指した理由
頸部骨折で入院されたが血流感染により,手術が出来ない患者さんと関わったことです。皮膚疾患もありMRSAのリスクが高い患者では、血流感染はルート確保やCV管理などスタッフを介して発生することが多く、手指消毒や清潔操作が不十分だったのではないかと感じ感染認定看護師を目指そうと思いました。また、感染リンクナース時には手指消毒の使用量が伸び悩み感染管理を学びたいと思いました。
認定看護師としての活動
感染管理専従看護師として院内の感染防止・低減に努めています。
認定看護師としてのやりがい
スタッフからの相談を解決できたときや感染管理の実践により環境整備の維持や感染リンクスタッフとの連携により感染防止が出来たときにやりがいを感じます。
緩和ケア認定看護師 執行真由美さん
認定看護師を目指した理由
看護学生の時に、看護師の密着したテレビ番組でホスピスが取り上げられており、いつか働いてみたいと思いました。その後、当院に就職し緩和ケアを熱心にされている医師と一緒に働く中で緩和ケアに興味を持ち始めました。そして、勉強会や学会に参加するようになり少しずつ知識が増えだすともっと勉強したいと思うようになり認定看護師を目指すようになりました。
認定看護師としての活動
患者さんやご家族に対して、病気の告知や病状の悪化を伝えることもあります。そのようなときに患者さん、家族がなるべく後悔しない意思決定ができるような関わりをしています。また、病気が進行すると痛みが出現することもあり、症状を観察して疼痛コントロールに関わることがあります。
認定看護師としてのやりがい
意思決定や疼痛コントロールなどで関わっている患者さんが「〇〇さんは?」と探して声をかえてくれたり、電話で相談してくださったりすると少しはこの患者さんの支えになれているのかなと感じます。関わっていた患者さんが亡くなられることもありますが、患者さんにかけて頂いた嬉しい言葉や笑顔が私の心を元気にしてくれて、また頑張ろう!と思って続けています。
脳卒中リハビリテーション認定看護師 宮田裕子さん
認定看護師を目指した理由
もともと、“患者さんがその人らしく”過ごせるようにしたいと思いながら看護をしていました。しかし、脳卒中で麻痺が残った患者さんのご家族の「こんな状態じゃ自宅には帰れない」という言葉を聞き、“障害が残存しても患者さんが望む場所でその人らしく”暮らせるお手伝いがしたいと思いました。また、ちょうどその頃に上司の勧めもあり目指しました。
認定看護師としての活動
脳卒中で入院された患者さんを訪問し、入院前の生活に改善点がないか、どのようにしたら治療を継続できるかなどを患者さんと話しをしたり、受け持ち看護師に対して急性期の管理や退院指導などについて指導・助言をしています。また、外来勤務であるため脳卒中患者さんの退院後の生活確認、指導を行っています。
認定看護師としてのやりがい
まだまだ、“障害が残存しても患者さんが望む場所でその人らしく”暮らせるお手伝いがでいている実感はありませんが、入院時に重症だった患者さんが車椅子乗車されていたり、会話ができるようになっている姿を見ると嬉しく思います。また、看護師からの相談も増えつつあるため専門的知識を活かせることに喜びを感じています。