[病院代表]
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[地域医療連携室]
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当院では『敷地内禁煙』を行っております。
これは患者さんやお見舞いの方、当院の職員を含めて皆さんが病院の建物だけでなく、病院の敷地内では煙草は吸えないというルールです。
また、入院中の患者さんには全面的に禁煙をお願いしております。
もしどうしても禁煙できないという患者さんの場合は、病状に悪影響を及ぼしますので手術の延期や退院していただくこともあります。

喫煙で病気になるということはほとんどの方が既にご存じかと思います。
多くの癌について、喫煙者で発病率が上がることは有名です。
特に肺癌、喉頭癌、食道癌や胃癌、膀胱癌などのリスクが高くなります。
癌以外では肺気腫、心筋梗塞、脳梗塞、胃十二指腸潰瘍などの病気にもかかりやすくなります。
妊婦さんでは流産率が上昇します。
家族が喫煙していると子どもに悪い影響があります。
喫煙者本人だけでなく、ご家族などの受動喫煙者にも病気のリスクが高くなることがわかっています。

健康に悪いことが明らかな喫煙は、一日も早く止めるべきです。
禁煙に成功した人のきっかけを聞いてみると、病気にかかって止めた方が沢山いらっしゃいます。
入院や病気は辛いことですが、当院では禁煙のよいきっかけにして欲しいと考えています。

また、自分の健康のためにという理由では禁煙できないという方には、ご家族のための禁煙をお薦めします。
禁煙に成功した場合、その方のご家族は本当に喜ばれます。

平成18年4月からニコチン依存症は病気として認められ、当院では禁煙外来を行っております。
煙草を毎日30本以上吸うようなニコチン依存が強い人は、禁煙の決心をして禁煙外来への受診をお薦めします。
多くの喫煙者は煙草を止める決心をしてしまえば、自力で止めることも十分可能ですので、一日も早く禁煙を決心していただけると幸いです。

この文章を読まれたことで、あなたの禁煙、ご家族の禁煙のきっかけになれば幸いです。
当院の禁煙ポリシーへのご理解とご協力をお願いいたします。