[病院代表]
FAX:0956-83-3710
[地域医療連携室]
TEL:0956-82-6420
FAX:0120-82-2970

長崎川棚医療センターは長崎県難病支援ネットワークの難病医療協力病院として指定されており、難病診療連携拠点病院 (長崎大学病院) と連携して神経難病の診療を行っています。
神経難病の診断や治療のみならず、療養に関する相談などの「神経難病に関する医療相談や研修会」に関わっています。
当院では昭和47年に筋ジストロフィー病棟が開設され、現在の神経難病療養病棟に至っています。
神経難病療養病棟では筋ジストロフィーや筋萎縮性側索硬化症、パーキンソン病などの神経難病で人工呼吸器管理をしている患者さんが約40名入院しています。
経管栄養の管理や吸引などの医療度が高く日常生活全般に介護や介助が必要な患者さんが、療養生活の間に起こりうる合併症や人工呼吸器の管理などに関する深い知識や経験が集積されています。
他の神経難病の研究にも取り組んでおり、病因や病態の解明とともに、療育と介護、QOLの向上、チーム医療、ケアシステムの構築などの分野でも先進的役割を果たしています。
また長崎コミュニケーションエイド研究会に参画し、在宅療養における医療支援機器の普及や開発・改良にも取り組んでいます。
当院は根治が難しい神経難病に積極的に取り組み、診断から療養に至るまでの病状に応じた診療を幅広く提供できる病院です。